昨夜、数週間ぶりにコナの合唱団リハーサルに参加できた!
今週末のOld Airportのパビリオンで行われるクリスマスコンサートの最終リハーサルに、ギリギリ間にあった感じ。 個人で猛練習をして臨んだ。 今回の曲目の2曲目に、アマゾン・インディオの音楽がある。 ディレクターから、「由美子のアマゾン体験をメンバーに共有し、曲のインスピレーションを得るサポートをしてほしい」と言われていたので、自分の書いた本、「アマゾン・パラダイス」を読み直した。 久しぶり自著を読みながら、我ながら何と無謀で、危険な体験をしたのだろう。そして何と素晴らしい体験をしたのだろう!と感動しながら読み進めた。 ケラケラ笑わされることも。なかなか面白い。 アマゾンジャングル体験のエッセンスを自分の中で味わううちに、私も改めて、原点を思い出した。 昨夜、15曲ほどの総仕上げのリハーサルで、1分たりとて無駄にできないリハーサルの途中、ディレクターが私に、「あまり時間はないのだけど、由美子、何か分かち合える?」と振ってきた。 私は超早口になったが、以下のエッセンスを1分ほどでまとめ、メンバーに伝えた。 「私の人生を変えた体験。数時間でも話続けられるけど・・・ブラジルとコロンビアの国境近くに住む、インディオのツカノ族たちと一緒に生活した。」 「彼らはいつも心から笑っていた!笑顔がいっぱい」 「私たちはどこから来てどこへ行くのか。なぜ、ここにいるのか。 私たちは、この大地で生きる喜び、幸せを味わうために生まれてきた!」 「そしてその喜び、幸せを体いっぱいで表現するために、私たちは歌い、踊る。」 「インディオたちにとって、美、はとても重要」 「だから、喜び、幸せ、美しさを、様々な形で表現できる芸術家、歌い手は、重要な役割をもつ」 アマゾンの話をしながら、私も改めて、原点に戻ることができた。 昨夜のKCSリハーサルはハロウィーン・ナイトに行われた。
ここしばらく、「さあ、どうしよう・・・」ハロウィーンが大の苦手の私はいろいろ思索していた。 プレジデントが少し前、皆に「コスチュームを楽しもう!」と呼びかけていたので、今年は結構、華やかになるのでは、と予測していた。 私も、化け物などの中で一つポツンと、しらふでいたくなかったので、週末お店を見に行ったりした。 「避けるか、思いきり飛び込むか、どちらかだ。よし、楽しもう!」とあちこちお店を見て見たが、なかなかピンとこない。 ハロウィーン専門店にも入ってみたが、あまりにも気持ち悪いコスチューム、飾りがいっぱいで、気分が悪くなり、退散。 ついにギブアップ。 そして昨夜のリハーサル。次々にあらわれる仮装したメンバーたち! 可愛いお尻の蜂、華やかなテントウムシ、ショッキングピンクのボブの女性、中世の有名な女王、クレオパトラ!(美しい!)怖くない魔女、ポカホンタス・・・ 「わー動物がいっぱいだ!」と私も楽しんでいた。 気色悪いものや、怖いものはなかった。 こんな感じなら楽しい! あるメンバーがこの日ダイビングクラスに行ったそうだが、そこでもワンダーウーマンのビキニの女性とか、皆コスチュームでかなり盛り上がっていたようだ。 私は今年は忙しく、準備時間がなかった。来年は楽しんでみたいな。 練習前、部屋が暗くなった!私が怖がっていると、あるメンバー(元教師)が教えてくれた。 「あなたも怖いのね!苦手なのよね。私の生徒の中にも、あなたと同じように怖がっている生徒たちがいたわ」 「私が子供の頃は、ハロウィンは、各お家を回って、UNICEFへの寄付金を集めたりしたわ。恵まれない子供たちに寄付をしよう、と。なのにいつからか、キャンディー集めに・・・ビジネスの仕業ね!(笑)」 日本のバレンタインデーに皆チョコレートを買うのと同じだなー。 リハーサルは、幽霊の歌でスタートした。怖・・・。 しかしその後、クリスマス・キャロル、美しい冬をテーマにした音楽の数々! すっかり心が洗われて帰途についた。 この後、仕事の出張が続くため、3度続けてレッスンを休まないといけない。 ディレクターにも伝えると、「ああ、残念!」 リハーサルの途中、いきなり名前を呼ばれ、「由美子、いつ戻ってくるの?!」 戻った日に、私のブラジル・アマゾン体験を皆に共有するよう、宿題を頂いた。 今回の曲目の最初が、何と私が昔入っていった、ブラジルのアマゾン・ジャングルをテーマにしたもの。非常にユニークな音楽だ。 |
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An Interpreter for JCU Archives
April 2021
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