先日ニューヨークに行ったとき、事前にエクスペディアでリムジンサービスを予約した。空港に到着後のストレス軽減のためで、費用も抑えられた。
リモサービスは韓国系の会社だった。今まで利用したタクシーサービスの中でベストのひとつだった。空港到着後、すぐ私の電話にテキストが入り、安心感があった。また車内では、余計な話を一切せず、ゆっくり休ませてくれた。ただひたすら、目的地に安全に速やかに連れていってくれ、気持ち良かった。 快適だったので、帰りの空港までのサービスもお願いした。 気持ちの良いサービス、手頃な価格。満足したので、チップもきちんとお渡しした。相手も喜んでくれ、こちらも感謝。爽やかなやりとり。 アメリカでタクシーをよく利用するが、嫌なのが、車内でいろいろ質問されるときだ。 「どちらからいらしたの?えっハワイ?!いつか行きたいと思っているんですよ。どんなところですか」「アメリカに来られて何年?結婚して何年になるの?」 正直、面倒くさい。 こちらは夜中、長時間飛行機に乗り、ほとんど寝ていない。時差もありフラフラ。 やっと到着してホッとしているところで、リラックスしたい。 もし、「顧客に気にいってもらい、後日、サービスをまた依頼してほしい・・・」と思うなら、良い顧客サービスを提供することだ。 まず相手の身になって考える。相手がどうしたいのか。まず、ちょっと会話を振ってみて、客の反応を見たらよいと思う。 客が新たな土地に到着し、ワクワクし、おしゃべりモードであるならば、どんどん話しをさせてあげればよい。客が出張、また旅行で来ていて、その土地の地の利、気候、イベントなどを知りたいのであれば、それを教えてあげる。客が飛行機で眠れておらず疲れているなら、そっと静かに休ませてあげる。 相手の様子を見て、知り、それに対応するのが、良いサービスだと思う。 いろんなサービスに触れながら、さて、私自らはどうか。 相手のニーズに答えられているか。周りの様子をちゃんと観察できているか。その場を読めているか。 私も自分に立ち返って、仕事などパフォーマンスを向上させていかねば、と改めて感じている。 ここ最近、毎晩一日の終わりにクラシック音楽を聞くことが欠かせなくなってきた。心穏やかにしてからベッドに入る。
政治関連の仕事柄、日々のアメリカ選挙ニュースを追いかけている私だけではなくて、アメリカでは皆、今かなりストレスを受けているのではないか、と思う。連日の報道で、だ。 「ニュースを聞いても、アニメ映画を見ている感じで、感情を切り離すようにしている。メディアのニュースに呑まれない、影響を受けない。」 「あくまで自分で冷静に判断するようにしている。」 「あきれるくらい偏っている報道も多く、目も当てられない」 「馬鹿げている」 という声も聞く。 アニメ映画でも入り込んでしまい感情移入する私。メディア・ニュースをじっと見ていると、かなり疲れていた。しかし、最近、免疫がついて強くなってきたのか、冷静にニュースを見ている。 仕事の合間に、体をストレッチし、朝と夜は基本の体操、運動をするよう心がけている。 血流がたまると、ストレスが溜り、イライラしてくる。ストレッチ、体操、運動がどれほど重要か、習慣的に始めてみて実感。 適度に休憩し、体操する。血流がよくなると、リフレッシュし、頭スッキリ、心前向き、仕事の能率も上がる。 いよいよ選挙本番に入りつつある。 個人的見解。 ヒラリーが大統領になると、アメリカ、日本にとってもかなりキツイ状態となり、多くの問題は改善されないまま、悪化するだろう、と実感している。日本、アメリカ、また世界にとっても、一部の権力者、金と力とコネをもつ者以外にとっては、明るい未来は見えないように感じる。 対抗馬も、完璧ではないかもしれない。個性豊かである。 しかし彼は、アメリカを心から愛している。 肉体労働をしている人、オフィスワーカーたち、子育て中で汗を流している親、雇用がなくて苦しんでいる人びと、それらの人と同じ目線に立って、政策を次々に具体的に投げかけている。生命がけ、である。 まさに、ビッグダディ。最近見かけない、強いパパ、怖いおやじだ。 そして今こそ、このような強力リーダーが、この国を建て直すには必要なのだ。 「アメリカは、今まさにクレイジー」との声をよく聞く。大統領選挙戦が、ラストスパートに入り、日々そのバトルの激しさを増している。
「October Suprise(10月のサプライズ)という言葉があるが、今年のこの10月は、毎日が新たなサプライズだ」と聞く。 私も毎日政治ニュースを追っているが、一日の終わり、眠る前は、クラシック音楽など心穏やかなる音楽を聞くようにしている。さもないと、怖い夢を見そうだからだ(笑) 日々、バトルは激しさを増していく。 でもはっきり言えることは、今回の選挙はトランプ氏の登場のおかげで、今まで政治に関心がなかった、かなりたくさんの人々が選挙に関心をもつようになった、ということ。多くの人々が集会に足を運び、政治に意識をもち、選挙戦に直接関わるようになった、ということ。 集会などの現場を見ている人はこれを実感できるが、アメリカの主要メディアはほとんどこれについても報じない。 アメリカの国のリーダーが誰になるか。これはアメリカにとってだけでなく、日本にとっても、他の世界の国々にとっても、非常に重大である。 世界中が固唾をのんで見守るこの選挙戦。私も日々、冷静な眼で動きを追いつつ、問題点を認識しつつ、アメリカ、日本、そして世界の未来にとって、今時代が求めているベストなリーダーが選ばれることを、祈っている。 今日はもうすぐ、この選挙戦、最後の大統領討論会が行われる。 私の大好きな曲のひとつ、”Sing, Sing, Sing”を演奏しているのでYouTubeを覗いてみたら、これがすごい! https://www.youtube.com/watch?v=ips_LTmgy5o&feature=youtu.be 京都橘高等学校吹奏楽部、吹奏楽オープニング 私も昔小学生の頃、鼓笛隊に入って「黄色いリボン」を演奏したり、バトントワラーをしていたことがある。そのため、なんとなく大変さが実感でき、想像できるのだが、彼女らは、重い楽器をもちつつ、しっかり演奏し、ダンスも綺麗。 また周りの動きとシンクしながら動き回る。 圧倒された。 何よりも、彼女らの心から楽しそうな笑顔、明るく元気に演奏、ダンスする姿に、しばらく釘づけになった。 笑顔でこんなパフォーマンスを、一見楽々と見せられる背後には、たくさんの血と涙の努力があるのだろうな・・・。 素晴らしい作品、演奏など目にすることは、大いに励みになる。 私も改めて、仕事、学び、頑張ろう!と思った。 ハロウィーンの季節がまたやってきた。
いろんな衣装を着て歌ったり踊ったりしているところまでは楽しいかもしれない。しかし、町のスーパーなので売られている人形、カフェなどに飾られている飾り物は、「行き過ぎ」である。気持ちが悪い。 そのためこの季節は、スーパーなどに、あまり行く気がしない。しかし今年は、そこに飾られているお化けたちも、おそらく真っ青だろう、と思われるのが、今季のアメリカ大統領選。 毎日ニュースを追っているが、真剣に見れば見るほど、吐きそうになってくる。 中傷、攻撃、応酬・・・が日を追って激しさを増す。 私は毎日、英単語、専門用語を着々と学びつつ増やしているのだが、このアメリカの選挙戦で、あまり響きの良くない単語の語彙がたくさん増えた。「頑固者」「堕落」「救いようがな 「もういい加減にしてくれー!」というのが正直な感想。 本来あるべき、政策議論をしっかりしてほしい。 しかし相手が中傷攻撃をしてきたら、防御のためにも反撃しないといけないのもわかる。 しかし今回の選挙戦は、アメリカの親たちは、子供たちに見せるのも不安だろう。 私自身、非常にショックを受け、怒りにも変わりつつあることが、ここアメリカにおいても、メディアの偏向報道が、予想以上だったことだ。 日本よりひどいかもしれない。 あからさまに、自分たちの意図する方向にもっていこうとするのがわかる。アメリカの周りの人々も同じ印象で、「もう見てられないわ。あんなの信じないわよ」「誰もいちいち影響受けていないよ」と言う声を聞く。 CNNニュースは、日本でも学校の英語教材としても使われているようだし、日本でもよく報道されているだろう。 正直、私は昔から、あまり好きではなかった。何か煽られている感じを受けていたからだ。しかし、日本でもアクセスしやすいし、報道にも勢いがあり、タイムリーにニュースが聴けるので、よく見ていた。 しかし、この選挙戦でのあまりに不公平な報道のあり方に、最近は見れなくなった。 報道偏向とは、「公平な報道ではなく、どちらか一方、一部に焦点を当てる」ということだけでなく、「重要な事実、問題点について、全く報道をしない」ことだ。 これがアメリカのメディアにも、非常に顕著にみられる。 そして残念なことに、日本で報道されている内容は、アメリカのリベラルのメディアかの報道のみ、取り入れて、翻訳し報道されている感がある。 実際のアメリカの市民たちの本音、声、アメリカの抱えている問題点についての理解、共感、各候補者の集会などの現場からの生の報道は、不足している。 |
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An Interpreter for JCU Archives
April 2021
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