先日7月30日誕生日を迎えた。
毎年のように感じることは、改めて、私は一年でもっとも暑い時に生を受けたのだな、ということ。 しかも大阪の夏真っ盛りに、当時まだクーラーも装備されていない産婦人科医院で母は私を産んだ、と聞いた。 改めて感謝の思いでいっぱいだ。 日本で生を受けた私は今こうしてここハワイに住み、アメリカという国で生活している。 日々、英語だけでなく、文化、コミュニケ―ション、生活などについて、学ぶことがいっぱい。 いろんなドラマ、出来事が次から次へと起こる。 しかし、いろんなことを通りに抜けるほど、自己発見があり、ここの社会、文化、人となりの理解が広がり深まるのを実感している。 20代の頃だったか初めてアメリカ社会に触れた頃、不思議と何か「懐かしい」感じがした。 ここアメリカに、かつて住んでいたような気がしてならなかった。 また、ハワイ島に最初来たとき、「ここだ!!」と思った。 「ついに戻ってきた」という感覚だった。 私は転生輪廻を信じるし、過去生を信じている。 というか、はっきり実感としてある。 複数の土地、文化に懐かしさを覚える感覚は、自身の魂の記憶を辿るきっかけとなる。 今世、生を受けたことの意味、使命、目的、役割を思い出し、また自覚するきっかけになる、と思う。 先日、ある面白い話を聞いた。
日本に飛ぶ国際線で頻繁に仕事をするフライトアテンダントの話を人づてに聞いた。 私は、「うーん、よくわかる!」と応えた。 「たくさんの日本人と接しているが、地域性の違いが何となく感じられる」 「大阪の人は、アグレッシブ(積極的)。食事などサービスをしていても、感じる。」 「大阪の人は、まるでニューヨーカーみたい」 非常に共感できた。 私は大阪出身。昔、初めて関東で仕事を始めたとき、軽いカルチャーショックがあった。 「関西人はお腹で話せるから、良いよね!(裏表がなく、本音で話せる)」と共感しあったことがあった。 アメリカでは、こんな声を聞く。 「ニューヨークの人はストレート。アメリカのワシントンDC (合衆国首都であり、政府所在地)の人は、相手に対してではなく、陰で話す」 もちろん皆がそうではない。 個々人によって違うし、一般化できない。 私も大阪出身だが、いろんな面をもつし、「とてもストレートに発言できる」とも言われるし、「非常に繊細」ともいわれる。 ただ上記の地域性、傾向性は、アメリカと日本で確かに見られる。 ハワイの人たちには、大阪の文化の素晴らしさを紹介している。 「大阪の電車に乗っていると、2人の女の子たちが話を始めると、まるで漫才。大阪人は、話の最後にオチを付けないといけない」 皆、非常に興味をもたれる。 アグレッシブで、フレンドリー、コミュニケーション好き。 そんな大阪出身者として、これからも胸張って、世界を駆けていこう。 小さなお子さんたちでも、見ていると、そこにしっかりと、一つの個性が小さな体に宿っているのが感じられる。
小学生くらいの子供たちも、まだ表現する語彙が限られ、自己表現が十分できなくとも、そこに一つの個性が見え、無限の可能性が見える。 大人になって、専門分野などで活躍している人の話を聞いていても、驚くほど若いときに、その後歩む道に興味をもっていたり、関心を抱いたり、大人の世界に問題点を感じていたりしている。 私も振り返ってみると、小学生のとき、「フィンランディア」の音楽をラジオか何かで聞き、号泣したのを覚えている。 子どもの頃から、「世界平和」への思いが強かった。 あまり学校の勉強には熱心でなかった私が、17歳の時、英会話をきっかけに、火が付いた。知識欲にも火がついていった。 そして今、政治関係の通訳をしながら、さらに仕事勉強を展開しようとしている。 世界平和、とは、地球上だけの話ではなくて、広く宇宙と関わり、宇宙の中での出来事である、と自覚してきたのは最近である。 自覚、というより、内側にある記憶が呼び起されている、という感じだ。 地球は今、大きな過渡期、チャレンジの時。 私も、自分の役割、使命を精一杯生きていきたい。 人生は予測不可能だ。だから面白い!
10代の頃、20代で海外に飛び出て、すっかり惚れこむ。それ以降、世界中様々な場所を訪れることになるとは、予想もつかなかった。 20代の頃、30代で日本全国を駆け回ったり、国連会議に出席したり、アマゾン・ジャングルに飛び込むことになるとは、予想もしなかった。 30代の頃、40代でハワイ島とご縁、ハワイアン王族とご縁、そこで伴侶と出会い、結婚し、ハワイに移住、という展開が待っているとは予想もしなかった。またハワイからアメリカ本土に足繁く飛ぶことになるとは、想像もしなかった。 そしてそれ以降も、サプライズは終わらない。 ただ、幼いころから明確に変わらない一筋のものが、私の心の中にある。 子供の頃から心の底にうずく思い、そして20歳の頃、明確なビジョンとして心の中にともったもの。 それは、真の世界平和、光に包まれた地球。 このビジョンは絶えず確固として心にある。 そこへの道が、より具体化し、展開し、発展していくのを実感しているのみである。 若い人々は大きな夢をもち、貪欲にいろんな学び、体験を重ねることだ。 熟年、またあらゆる年代の人たちも、フォーエバー・ヤング(万年青年)で、新たなチャレンジ、学びを進めることだ。 人は生きている限り、朽ちてはなるまい。 私もこの夏は、かつて考えもしなかった挑戦に挑むこととなった。(オーバーかもしれないが、私にとっては大チャレンジ) 「世界が全く変わるよ。世界が広がるよ。頑張れ!」と主人の励ましを受けながら。 特に日本のメディアでも、きちんとした内容を伝えず、アメリカのリベラルメディアの翻訳そのままが流れているので残念です。 わが国アメリカ大統領、トランプ氏が温かくポーランド聴衆たちから迎えられている、熱い演説です。 https://www.youtube.com/watch?v=Adpgw93_DfE 演説内容 https://www.whitehouse.gov/the-press-office/2017/07/06/remarks-president-trump-people-poland-july-6-2017 日本のメディアも、こういうものを正しく翻訳し、余計な解釈を入れず、報道してほしいところです。 この演説を見て、改めて、ポーランドの国に、深い関心、尊敬の念が増しました。 主人のお母さんはポーランド系アメリカ人で、ポーランド語も話します。 私の主人も50%がポーランドの血が入っています。 なぜかここ毎晩聞きたくなるのが、ショパンの音楽。 何て偉大な音楽家なんだろう・・・と感動していた矢先でした。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 以下、2017年7月6日 トランプ大統領による、ポーランド国民へのワルシャワでの演説の一部です。(とても長いので、途中、省略しています) ここは大統領として、私の中央ヨーロッパ訪問の最初であり、この壮大で美しい土地の一角にいれて心躍っています。 美しいです。 ポーランドはヨーロッパの地理的中心ですが、もっと重要なのは、ポーランドの人々の中に、ヨーロッパの魂が見えます。 あなた方の国は偉大です。なぜならあなた方の精神は偉大であり、あなた方の精神は強固だからです。 2世紀もの間、ポーランドは絶え間ない残忍な攻撃を受け続けてきました。 しかしポーランドは侵略されて占領される可能性があり、国境線も地図から消えてしまった中でさえ、ポーランドは歴史あるいは皆さんの心から、消えることは決してなかったのです。 その暗黒の日々の中、あなた方は貴方方の土地を失ったことはありましたが、あなた方の誇りを失ったことは一度もなかったのです。 あなた方を変身させ、抑圧したり、破壊しようとする、あらゆる取り組みにもかかわらず、あなた方は耐え忍んで乗り越えてきました。 あなた方は、コペルニクスを生んだ、誇り高い国です - 考えてみてください - - ショパン、聖ヨハネ・パウロ2世。 ポーランドは偉大な英雄の国です。そして皆さんは、皆さんが守っているものの真なる価値を知っている人々なのです。 何百年もの苦難の中でのポーランド精神の勝利は、良きものが悪を征服し、平和が戦争を超えて勝利を達成するという、未来へのすべての希望を与えてくれます。 アメリカ人にとってポーランドは、わが国の始まり以来の希望の象徴でした。 独立戦争とそれに続く多くの戦争でポーランドの英雄たちとアメリカの愛国者たちは、共に戦ってきました。 わが国の兵士たちは今日もアフガニスタンとイラクで共に務め、すべての文明の敵たちと戦っています。 ポーランドの物語は、決して希望を失ったことのない人々、打ち砕かれたことのない人々、そして自分が誰であるか決して忘れたことのない人々の物語なのです。 この国は千年以上の歴史を持つ国です。 あなた方の国境は1世紀以上にわたって消され、わずか1世紀前に復活したところです。 1944年の夏、ナチスとソビエト軍はまさにここワルシャワで、恐ろしい血の戦いの準備をしていました。 まさにその地獄の中で、ポーランドの市民たちは祖国を守るために立ち上がった。 私は今日、この舞台に、ワルシャワ蜂起の退役軍人と英雄たちが共にいてくださっていること、深く光栄に感じています。 教皇ヨハネ・パウロ2世と共に、ポーランド人は、神に専念する国家として、彼らのアイデンティティを再確認しました。 そして、あなたが誰であるかという強力なる宣言で、あなたは何をすべきか、そしてどう生きるか、理解するようになりました。 あなたは、抑圧にたいして、無法な秘密警察に対して、あなた方の都市とあなたの魂を犠牲にした残酷で邪悪なシステムに対して、連帯し立ちあがりました。 そしてあなた方は勝った。 ポーランドが勝利したのです。 ポーランドは常に勝ち続けるでしょう。 私たちの価値観を共有し、わが国民を愛する新しい市民は常に歓迎します。しかしわが国の国境は常に、テロリズムや過激主義に対しては閉ざされます。 ポーランドが打ち砕かれることがないのと同様、私は今日、西洋は決して、決して壊れることがないことを世界に宣言します。 私たちの価値感は勝つでしょう。 私たちの国民は繁栄していくでしょう。 そして我々の文明は勝利するでしょう。 |
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An Interpreter for JCU Archives
April 2021
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