Messages from Big Island, Hawaii, in Japanese and English
仕事柄、政治、国際関連ニュースを日々追っている。
「今回のアメリカ大統領選は、歴史上はじめてだ」との声を周りやテレビなどでよく耳にする。 あるニュースの政治アナリストたちも先日、「これほどまでに人々が、自分が応援していない、他の政党の候補者は大嫌いだ!なんて選挙戦は、過去になかった」と。あらゆることが過去のパターンからはみ出ており、予測不可能、ときく。 共和党大統領候補者討論会も、最初はしっかり見ていたが、候補者の間の、あまりにも激しい、品がないレベルに至るにつれ、見れなくなってきた。 今、共和党側は一人に絞られたので、ホッとしているが。 これらストレスを解消するため、時折外に出て気分転換していた。すると、トビーも藪や隣の家の下から飛び出てくる。 隣人ファミリーは、「トビーはいつも大きなネズミを捕まえてくれる!だから家からネズミがいなくなり、助かり!」と、とても喜んでいた。そしてトビーがネズミを捕えてくるたびに、「トビー良くやったね!ありがとう!」と褒めていたようだ。 トビーも可愛がってくれる飼い主たちの期待に沿うよう、狩りを頑張っていた。 ある日、私は庭の芝生にゴロンと横たわるトビーをいつものように撫でながら、からかってみた。 英語で彼に、こう話しかけてみた。(アメリカの猫には、英語で話しかける) 「仕事忙しいなー。やることいっぱい。トビーもしっかり仕事してるの?ネズミ捕ってる?ふふふ・・・」トビーはじっと私の目を見ていた。 その翌朝のこと。 いつものように外に出た途端、玄関口のすぐ前、私が絶対に通らないと外に出られない場所に、何とネズミの死骸が横たわっている!!! トビーの仕業だ。 私にネズミをもってきたのは初めてだった・・・・。 それ以来、トビーに冗談でも余計なことを言わないよう、言葉に気を付けるようになった。 以降、狩りの成果が運ばれてきたことはない。 Comments are closed.
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An Interpreter for JCU Archives
April 2021
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