Messages from Big Island, Hawaii, in Japanese and English
先日、サンフランシスコからハワイ島への飛行機が遅れた。夜に到着ということもあり、機内の旅行者たちの多くは休んでいる。
お隣の女性二人の旅行者も、かなり疲れている様子で、ずっと休んでいた。 この日天候が荒れており、案の定、離陸してから雲を通過していくとき、かなり揺れた。 私は飛行機の旅はとっても多いのだけど、どうしても慣れないのが、飛行機の揺れだ。 隣は、化粧バッチリの美人な白人女性が足を伸ばしてグッタリ休んでいた。飛行機が離陸して、ガタガタ揺れ出した。 ああ、怖い! ついに私は隣の彼女に、 「ごめんなさい、少し腕つかませてもらっていい?」と聞いたら、 「良いわよ!」とニコッ。 揺れている間、彼女の腕をつかんでいた。 これだけで、ずいぶん安心感がある。 以前、日本から韓国への出張の際、飛行機がかなり大揺れし、となりの韓国人のお母さんに私はずっと強くしがみついていた。これがきっかけで話が弾んだ。 揺れが収まり、「ありがとう」と伝えると、彼女はニコッ。隣の連れに、成り行きを説明していた。 その後は二人とも、ハワイ島までグッタリ・・・。 先日、ある飛行機の機内のクーラーが効きすぎて震えていたら、隣の黒人男性が、自分のジャケットをカバンからスッと取り出してフライト中私にずっと貸してくれた。 高級ジャケットだったのではないか。軽くて、肌触りが良く、とても温かかった。 ありがとう! 彼は、日本のある武道をたしなんでおり、日本語を勉強していた。 出張の一人旅。 いろんな出来事があるけれど、いつも周りのアメリカ人たちの優しさに助けられている。 私も周りに、さりげない配慮をしていきたい。 Comments are closed.
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An Interpreter for JCU Archives
April 2021
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