Messages from Big Island, Hawaii, in Japanese and English
先週の水曜日は咳き込んでいたこともあり、合唱団のリハを休んだ私。
昨日カムバックしてきた私に、ディレクターやメンバーが、「さみしかったよ!」「今日は来れて良かった!」と温かな笑顔でウエルカム。 ここ数日、筋肉痛でうめいていた。 昨日もまだ辛かったので、リディアが爽やかにやってきた時、訴えた。 彼女が元看護婦だとは知らなかった。 「これは効くわよ!」と痛みを和らげるクリーム(自然派)を教えてくれた。 合唱団のメンバーには、元あるいは現役のビジネスパーソン、弁護士、ビジネスパーソン、先生、芸術家、看護婦、歯科医、AirBnB運営、科学者、など非常に多彩な職種、経験をもった人々がいっぱい。話が弾むと、非常に興味深い話が聴ける。 今年春の曲目のひとつ、「Kia Hora Te Marino」は、マオリの歌。世界平和への強い願いが込められている。 以下、私の好きな演奏のビデオだ。 https://www.youtube.com/watch?v=Wb0IUQ0JNWM 何というエネルギー!心が躍る。 今まで出会った曲の中で、もっとも心弾み、感動的な曲のひとつだ。 目の前にコバルトブルーの海が広がり、その海に、風を受けて、乗りだしていく。 世界平和を願い、世界中を駆けていく・・・そんなイメージが目前に広がる。 ディレクターのスーザンは言う。 「翻訳(英語)を楽譜に書きこむように!」 「f f f (フォルテフォルテッシモ)も、ただ強く歌うのではない。なぜフォルテフォルテッシモなのか、その意味をかみしめて歌わないと」 「“Kia hora te marino” 平和が広がるように。心から平和を願って、歌っていますか」 この言葉に、心の奥底がうずいた。 一つ間違えば、世界大戦だって起こりえるかもしれない現在の世界の情勢。 その中で、この言葉、願いはまさに、私の心の叫び、である。 この音楽がもたらしてくれる思いは、到底、言葉にし切れない。 Comments are closed.
|
Author
An Interpreter for JCU Archives
April 2021
|