Messages from Big Island, Hawaii, in Japanese and English
今回の東京でのJCPACイベントは、今年で3回目。2日間で参加者が、何と総勢2000人を超えた。
参加者は、皆、熱心に、海外の、日本の各分野の専門家、活動家たちの迫力ある話に聞き入っていた。 凄い情報量だろうな、と感じる。 2年前のJCPAC1回目は500人、昨年の2回目は1,000人、そして今回は2000人をついに超えた。 私は、イベント総合司令官の饗庭さんの動き、主催者JCUスタッフ、共同主催者ACUのリーダーたちの動きを、一部ではあるけど、この目で目の当たりにしながら、その動き、マネジメント能力の高さ、そして彼らの「タフさ」に感動した。 現場に触れ、世の中の動き、問題から目をそらさず、しっかり見据え、取り組む。仕事は、淡々、粛々と進めていく。 真剣勝負ではあるが、リーダーたちとの会話は、ユーモア、笑いが絶えない。 私は饗庭さんの通訳で最前線の対話、交渉、そこでの緊張を一緒に体験しているが、毎回、いろいろ「発見」「気づき」がある。 先日JCPAC2日目の朝、私はすでにストレス満タン状態になっていた。 イベントが始まる前から、迫力ある対談の通訳などに関わっており、私のテンションはすでにマックス近く。 感性、感度が高いことは、とても重要だ。ただ、このような大きなイベントの中核に関わるとき、様々なエネルギーが集まってくるのを実感する。そこには、純粋に応援しよう、というエネルギーばかりではない。 そこに集まる、あらゆるエネルギーを体いっぱいで感じていた私は、2日目の朝、ついに、饗庭さんにブツブツ漏らしていた。 その時に頂いたお言葉、「鈍感力を身につけなくちゃ」 鈍感力! クリエイティブな仕事、例えば執筆や音楽活動などでは、感性を研ぎ澄ませ、オープンにしていないと、良い作品、新たなものを生み出していけない。 しかし、このようなあらゆる雑多なエネルギーが集まる場所では、すべてをオープンにしていたら、つぶれてしまう。特に政治を扱う場での波動は、かなり荒くなる事が多い。 鈍感力。これだ。 マイナスのものは、まともに受けない。どんどん気にせず、受け止めず、流していく。この鈍感力を身に着けなくては。 もちろん、いつも鈍感ではダメ。 「敏感」「鈍感」のスウィッチを切り替えできるように、とのアドバイスだった。 また助けていただいた!饗庭さん、ありがとう!! Comments are closed.
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Author
An Interpreter for JCU Archives
April 2021
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