Messages from Big Island, Hawaii, in Japanese and English
ハロウィーンの季節がまたやってきた。
いろんな衣装を着て歌ったり踊ったりしているところまでは楽しいかもしれない。しかし、町のスーパーなので売られている人形、カフェなどに飾られている飾り物は、「行き過ぎ」である。気持ちが悪い。 そのためこの季節は、スーパーなどに、あまり行く気がしない。しかし今年は、そこに飾られているお化けたちも、おそらく真っ青だろう、と思われるのが、今季のアメリカ大統領選。 毎日ニュースを追っているが、真剣に見れば見るほど、吐きそうになってくる。 中傷、攻撃、応酬・・・が日を追って激しさを増す。 私は毎日、英単語、専門用語を着々と学びつつ増やしているのだが、このアメリカの選挙戦で、あまり響きの良くない単語の語彙がたくさん増えた。「頑固者」「堕落」「救いようがな 「もういい加減にしてくれー!」というのが正直な感想。 本来あるべき、政策議論をしっかりしてほしい。 しかし相手が中傷攻撃をしてきたら、防御のためにも反撃しないといけないのもわかる。 しかし今回の選挙戦は、アメリカの親たちは、子供たちに見せるのも不安だろう。 私自身、非常にショックを受け、怒りにも変わりつつあることが、ここアメリカにおいても、メディアの偏向報道が、予想以上だったことだ。 日本よりひどいかもしれない。 あからさまに、自分たちの意図する方向にもっていこうとするのがわかる。アメリカの周りの人々も同じ印象で、「もう見てられないわ。あんなの信じないわよ」「誰もいちいち影響受けていないよ」と言う声を聞く。 CNNニュースは、日本でも学校の英語教材としても使われているようだし、日本でもよく報道されているだろう。 正直、私は昔から、あまり好きではなかった。何か煽られている感じを受けていたからだ。しかし、日本でもアクセスしやすいし、報道にも勢いがあり、タイムリーにニュースが聴けるので、よく見ていた。 しかし、この選挙戦でのあまりに不公平な報道のあり方に、最近は見れなくなった。 報道偏向とは、「公平な報道ではなく、どちらか一方、一部に焦点を当てる」ということだけでなく、「重要な事実、問題点について、全く報道をしない」ことだ。 これがアメリカのメディアにも、非常に顕著にみられる。 そして残念なことに、日本で報道されている内容は、アメリカのリベラルのメディアかの報道のみ、取り入れて、翻訳し報道されている感がある。 実際のアメリカの市民たちの本音、声、アメリカの抱えている問題点についての理解、共感、各候補者の集会などの現場からの生の報道は、不足している。 Comments are closed.
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An Interpreter for JCU Archives
April 2021
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