Messages from Big Island, Hawaii, in Japanese and English
今日また「日本の大ファン」との出会いがあった。
町まで乗ったウーバーの運転手の男性は、フラのダンサー。私たちのハナイ・ファミリーのことも知っておられた。 日本に年に4回ほど飛び、フラを披露されるそうだが、「日本が大好き!」と。 「日本人は丁寧で親切。礼儀正しい」「物事が、よく体系化されている。」「公共交通機関は、全国で整っている」 「ラッシュアワーの時も、皆押し合ったりすることなく、礼儀正しい」 「日本の人々は、私たちの(ハワイの)文化を愛し、尊重してくれる」 「私たちが日本に行く時、いつもVIPのように扱ってくれる」 日本全国を横断し、時には1日2回、コンサートでフラを披露されるなど、結構ハードなスケジュールのようだが、日本を心から楽しんでおられるのが伝わってくる。 また飛行機については、 「何と言ってもJALがベスト!」 「飛行中も、フライトアテンダントが、ずっとひっきりなしに、乗客をチェックしてくれる」「(他の航空会社のように)後ろでベラベラおしゃべりすることはない。ずっと乗客を見回り、チェックしてくれる」 「乗客を皆、VIPのように扱ってくれる」 上記に、全て深く同感。 まさにJALは、エコノミーシートでもVIP扱いしてくれる感じだ。プロ意識が高く、トイレも頻繁に掃除されているようで、いつもキラキラ・・・ 今日のように、「日本大好き!」と、延々と日本について語られることは、今日に始まったことではない。 ある時は、一日2回こういうことがあった。私が何も聞いていないのに、私が日本人とわかると、「日本人大好き!日本は清潔。日本の人々は優しい」「日本食は美味しい!」と話し始める。 「日本の上司から、とてもよくしてもらった。一生忘れない」 ここハワイにいるときだけでない。アメリカ本土への出張中、飛行機の中で、また降りてから、旅行者から延々と、「日本は素晴らしい!と賛辞を聞かされた。 私は、今まで、ブラジル含め南アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、南アフリカ、など様々な国々を旅してきたが、「日本人」であるおかげで恩恵を受けてきた体験は、数えきれない。 そして今ハワイでも、それをひしひしと感じている。 先日は、アメリカ人の友人カップルが、2020年の東京オリンピックのチケット入手を心待ちにしている話を聞いた。合気道を愛してやまない二人だ。 先日韓国に行ったときも、地元の人々と話をしたとき、英語はなかなか通じず、逆に日本語で対応された。片言の日本語を話す人と、たくさん会った。 日本の人々は、おそらくあまり自覚しておらず、また気づいていないかもしれない。 しかし、海外には、たくさんの「日本ファン」「日本人ファン」がいる。 世界の人々が深く愛している日本文化、歴史、習慣。その素晴らしさ、美しさをこれからも守り、自信をもち、これからも世界中に、日本ファンを増やしていってほしい。 その市民レベル外交、交流が、おそらく政府間同士のやりとり、関係に負けないほど、おそらくそれ以上の、大きな影響をもつかもしれない。 これら「民間外交」が、日本と世界との関係に、目に見えないかもしれないが、多大な影響を与えていることを、どうか忘れないでほしい。 Comments are closed.
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An Interpreter for JCU Archives
April 2021
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