Messages from Big Island, Hawaii, in Japanese and English
12月、ただでさえせわしない時期に、主人と私は、コナからワイコロアに引っ越した。
引っ越し作業や片付けはまだ完了していないが、静かで閑静な住宅街に移り、一安心。引っ越し前の場所では、いろいろ困難を極めた、まともな仕事環境づくりが、やっと整いつつあった。 そして年末が来た。 この地域を、夜ドライブしていると、クリスマスの色とりどりの美しいイルミネーションが各家で見られた。それぞれ個性的で、サンタクロース、トナカイ、お家、クリスマス・ツリーなど、鮮やかな光のアートで目を楽しませてくれる。 と同時に、ハッと気づいたのは、楽しいイルミネーションがいっぱいみられる地域、ということは、子育て中のファミリーもたくさん、ということ。 つまり、このご近所は、年越しの夜、大変なことになる・・・ 日本では、皆、紅白を見たり、神社に参拝して静かに平和に年始を迎える人も多い中、ここハワイでは、爆竹騒ぎで新年も迎える。 年越しの時刻に向けて、爆竹の轟音が町で鳴り響く。 最初にそれを体験した時は、驚きと同時に、怖かった。 年に一度の花火&爆竹大会を心待ちにしている子供たちも多いだろう。一方で、この騒々しさを楽しまない人々もいるようだ。私たち夫婦もしかり。 この年末、私たちは、キラウエア火山のロッジに避難することに。 「キラウエア・ロッジ」という小さなロッジ・スタイルのホテルに部屋がとれた。 ロッジは満室だった。 ここは2018年、火山噴火で、地震が多発し、ニュースを賑わせた場所だ。 その噴火も収まり、キラウエア火山は、その姿を変えた、と聞いていた。この火山を見に、多くの旅行者たちがお正月、足を運んでいた。 (続く) Comments are closed.
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An Interpreter for JCU Archives
April 2021
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