オクラホマ出身の元上院議員さんとお会いし、お話する機会があった。 議員さんの誠実さが伝わってきた。通訳の私に対しても温かな配慮をくださり、とても心地良いの良い会議となった。 オクラホマと聞いて、懐かしい思い出が蘇ってきた。 その昔、私はカレッジのコーラス部で一年中歌っていた。 定期コンサートのときミュージカルを披露していたのだが、1年目のコンサートは「オクラホマ!」だったのだ。 YouTubeで見つけた!ああ、懐かしいーー!! https://www.youtube.com/watch?v=ZbrnXl2gO_k ふとYouTubeで、「オクラホマの州歌」が目についた。 見てみると、この映画の「オクラホマ!」の中の歌ではないか! 恥ずかしながら、私はアメリカ合衆国の各州に州歌があることを今日初めて知った。 わがハワイ州州歌。 これは私たち夫婦も良く知っている歌、 「Hawai’I Pono’i」 ハワイの集まりでよく歌われており、主人とのウェディング・パーティの最後の方でも歌った歌だ。 「Hawai’i Pono’i」 https://www.youtube.com/watch?v=oJu5JvZSoCw こちらは学生たちによる合唱。 https://www.youtube.com/watch?v=RcQqHCY0_xY 早速、アメリカの全州の州歌を調べてみよう! 先日、サンフランシスコからハワイ島への飛行機が遅れた。夜に到着ということもあり、機内の旅行者たちの多くは休んでいる。
お隣の女性二人の旅行者も、かなり疲れている様子で、ずっと休んでいた。 この日天候が荒れており、案の定、離陸してから雲を通過していくとき、かなり揺れた。 私は飛行機の旅はとっても多いのだけど、どうしても慣れないのが、飛行機の揺れだ。 隣は、化粧バッチリの美人な白人女性が足を伸ばしてグッタリ休んでいた。飛行機が離陸して、ガタガタ揺れ出した。 ああ、怖い! ついに私は隣の彼女に、 「ごめんなさい、少し腕つかませてもらっていい?」と聞いたら、 「良いわよ!」とニコッ。 揺れている間、彼女の腕をつかんでいた。 これだけで、ずいぶん安心感がある。 以前、日本から韓国への出張の際、飛行機がかなり大揺れし、となりの韓国人のお母さんに私はずっと強くしがみついていた。これがきっかけで話が弾んだ。 揺れが収まり、「ありがとう」と伝えると、彼女はニコッ。隣の連れに、成り行きを説明していた。 その後は二人とも、ハワイ島までグッタリ・・・。 先日、ある飛行機の機内のクーラーが効きすぎて震えていたら、隣の黒人男性が、自分のジャケットをカバンからスッと取り出してフライト中私にずっと貸してくれた。 高級ジャケットだったのではないか。軽くて、肌触りが良く、とても温かかった。 ありがとう! 彼は、日本のある武道をたしなんでおり、日本語を勉強していた。 出張の一人旅。 いろんな出来事があるけれど、いつも周りのアメリカ人たちの優しさに助けられている。 私も周りに、さりげない配慮をしていきたい。 ロスアンゼルスに向かう飛行機の中で、通路を挟んだ向こう側に、白人の3人家族が座っていた。
教育熱心なお母さんと、2人の兄弟。 お母さんは熱心に、子供たちに帰宅後の宿題などについて話している。 兄弟は個性が強そうで、ケンカしている。お母さんが強く叱る。 「厳しそう。でもしっかり教育されている感じだな」と私は観察していた。 飛行機を降りた途端、この家族は私の後ろを歩いていたのだが、お母さんが、こう話すのが聞こえた。 “Speak to her. She speaks Japanese!” 私は振り向いて、”I do not speak Japanese!”と言ってみた。 「あっ」という反応の後、”I am joking!”と言って、日本語で話しかけた。 気の強そうなお兄ちゃんの方が、日本語を熱心に勉強しているそうだ。 しかし、私が話しかけたとき、恥ずかしがって日本語で答えてくれない。 なぜ日本語を勉強しているの?と尋ねたら、「日本のアニメが大好き!」と。 どのアニメが好きなのか聞いてみると、 「全部!日本のアニメは全部見ている」 アニメを英語の字幕を見ながら、日本語で聞いて、勉強しているそうだ。 来年日本に家族旅行をするそうだが、京都と奈良、そして忍者屋敷に行く、ととても楽しみにされていた。 「忍者屋敷、面白いよ!」といったら、兄弟たちは目を輝かせていた。 名残惜しかったが、次の乗り継ぎのため、急がないといけなかった。 別れ際、7歳くらいの弟の方が私の目を見て、 「あなたにお会いできて本当に嬉しかった!」(英語)と言ってくれた。 とても嬉しかった。 また、爽やかな出会いを頂いた。 日本のアニメ・ファンは、ここハワイ島にもいる。 アニメの文化交流への貢献度の大きさを、改めて実感している。 日本のアニメよ、ありがとう! 今回、DC発の帰りの飛行機も、大幅に遅れた。
強い嵐で、天候は大荒れ。ついには雷が! 飛行機はまだ地上にあるのに、左右に揺れている。 空には大きな暗い雲がはりついている。 ちなみにこの日は、中国国家主席が、トランプ大統領との初会談のため、フロリダに降りたった日。 空を見上げながら、大きな霊的バトルが起こっているのでは、と感じていた。 飛行機の中で待っている間、隣のアメリカ人たちと、いろんな会話が弾む。 私が子供の頃、日本の家に雷がテレビに落ちて以来、雷が怖くてたまらない、という話をした。「皆、信じてくれないの」 「雷がきたら、電源から抜かないといけないよ」と言われた。 「じゃあ、この飛行機は大丈夫なのかな。自家発電かな・・・」 また新たに、いろいろ調べたいことが出てきた。 飛行機は2時間遅れた。 隣に座っていたアメリカ人男性は、有名なミュージシャンのコンサートに行く予定だったが、到底間に合いそうにない。 彼の息子さんは何と、4200倍ほどの倍率を勝ち取り、空軍パイロットへの道を獲得した、という。 1億円を超える価値の飛行機の責任者となるわけだから、この資格を勝ち取るのは、非常に厳しいという。当然だろう。 息子さんは空軍パイロットになるため、あらゆることを学び、体験し、訓練を受け、身に着けないといけなかったそうだ。でも、厳しくても、これが彼の好きな、選んだ道なんだ、と。 「息子さんは、大きな誇りですね!」と伝えると、ニコニコされていた。 もう一人の隣の女性は、ガンリサーチセンターから、癌関係の会議に参加。DCに数万人世界中から集っていたそうだ。 いろんな人々との出会い。旅で得られる貴重なプレゼントだ。 (続く) |
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An Interpreter for JCU Archives
April 2021
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