Messages from Big Island, Hawaii, in Japanese and English
「やっと暗黒時代を抜けて、新たな時代が始まった・・・」というのが、私の正直な実感だ。
安堵感、期待、そして自分も頑張らねば、うかうかしていられない、という思いが入り混じる。 これを聞いて「オーバーな」と感じる人もいるかもしれない。 しかし、アメリカをこよなく愛し、アメリカに永住し、アメリカや世界の動きをじっと見てきた私にとって、今まさに、アメリカで「革命」が起こっている、新しい風が吹いているのを感じるのだ。 それが世界に波及、世界を目覚めさせている。 ここ何年間か、安全保障、移民、オバマケア・・・日々のニュースを聞き、深刻な話を回りから聞きながら、惨憺たる思いでいた。 「なぜ政府は手を打たないのか」「なぜ大統領は、手を打たないのか」忸怩たる思いだった。 トランプ大統領は就任するやいなや、大統領令など早速、公約したことを次々行動を起こしている。 就任式演説の中で、「もう口だけの政治家はいらない。行動が欲しい」と訴えた彼の言葉、観衆は歓声を上げていたのを思い出す。 私の知り合いの中で、「以前、政治なんて全く興味がなかった。トランプ氏が登場するまでは」というアメリカ人男性は、いまや周りに、熱っぽくアメリカの未来を語る。 先日トランプ大統領が、不法移民犯罪者によって殺された娘、息子、人びとの名前を一人一人上げ、その家族たちに、「あなたの息子さん、お嬢さんたちの死は決して無駄にはならない。その死によって、この国の政策が大きく転換し、それによって、たくさんの人々の命が守られ、救われることになる。彼らの死は決して無駄にはならない」というような演説をされていた。私はこみ上げてくるものがあった。 彼は、アメリカ国民のことを本気で考えている。 彼はまた演説で、「(政府から)忘れ去られてきた市民たち。取り残されてきた人々よ。貴方たちは、今後、決して一人たりとも忘れられることはない。」と強調していた。 彼はまさに今、選挙遊説、過去の演説で話してきたことを、次々に実践、行動に移しているのだ。 日本のJCUイベントにいらしてくださったピート・ホエクストラ氏(トランプ陣営)もテレビで、「ワシントンは、この前代未聞のトランプ大統領の仕事のスピードについていけるのでしょうかと問われ、 「連邦議員たちもこれから、トランプ大統領から、あなたはなぜ木曜日に家に帰るのか、土曜日も仕事しなさい!と言われるのではないでしょうか(笑)」と、トランプ大統領の仕事ぶり、早さ、熱心さを伝えていた。 「権力はこれから、ワシントンDCから、あなたたち国民の手に戻るのです」との彼の演説の言葉が、何度も蘇ってくる。 Comments are closed.
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Author
An Interpreter for JCU Archives
April 2021
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