Messages from Big Island, Hawaii, in Japanese and English
先日、キラウエア火山で行われた合唱団キャンプで、土曜日の夜にタレントショーが行われたのだが、私もエントリー、「AKB48」の4年ほど前のヒット曲、「恋するフォーチュンクッキー」のダンスを思い切り披露した。
それ以来、反響が続いており、メンバーから、よく声をかけられる。先日は町のスーパーでも声をかけられた。「凄い勇気だったわ!」「最高に可愛かったわよー」「ダンスはプロでやっているの?」「楽しかった―」 しかも会場が、年期の入った劇場だとは知らなかった。客席の参加者は一緒に動き回れなかった。しかし皆、笑顔で上半身、一緒に踊ってくれていたのは見えた。 直前の依頼にも関わらず、アメリカ人4人が一緒に舞台で踊ってくれた。スポットライトが非常に強くてまぶしく、客席の人の顔がよく見えない。笑っているのはわかるのだが。 おかげであまり緊張せず、思いきり踊りまくった。 この合唱団は、指揮者はもちろん、錚々たる音楽のプロたちなどがいる。この活動に真剣にコミットしているメンバーも多い。「余興のショーであっても、いい加減なことはできない、我を捨てて思いきりやろう!」と心に決めた。 お洒落なサマー・ドレス、ヒールつきのサンダルで、満面の笑顔で思いきり踊った。一緒に踊ってくれたメンバーたちも、リズムに乗ってカッコ良かった!! 本来、会場の参加者全員に一緒に踊ってもらう予定だった。振り、音声、スピーカーのことで頭がいっぱいで、スマホでビデオ撮り、まで頭が及ばなかったことが悔やまれる。 そして現在、私がまだオアフ島とハワイ島の団員のメンバー全員のことをまだ知らなくとも、客席で見ていた人などは、私のことを「知っている」状態になった感触がある。 あの夜、余計な照れや恥ずかしさを脱ぎ去り、思いきりエンターテイメントに徹した。そのため、周りは安心して私に話しかけてくる。ご自身の大事な話なども、心開いて話してくれたりする。 ある日系アメリカ人の男性は、ハワイ日系社会に育ち、親から「日本人かくあるべし」「恥の文化」を学んできたという。そして、日本からやってきた私が舞台で仲間たちと踊りまくったため、かなりのカルチャーショックを受けていたようだ。私をつかまえ、いろいろ話しをしてくる。 そういえば、昔、カナダに語学留学をした時にも、似たような体験があったなー。 Comments are closed.
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An Interpreter for JCU Archives
April 2021
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