Messages from Big Island, Hawaii, in Japanese and English
タンパの町でのトランプ氏の演説集会会場は、凄い熱気だった。
彼が到着する前、RNC副議長のシャロン・デイ、フロリダ知事リック・スコットなどが次々とスピ―チをされた。 飛行機の到着が遅れたようで、なかなか現れないトランプ氏を心待ちにしている会場にかけつけた人々。土曜日の朝、早起きしてきた人ばかり。 トランプ氏のイベントは、セキュリティのこともあってか、本当に直前にならないと公開されない。なのに、こんなにたくさんの参加者! トランプ氏の写真、名前入りのポスターなど手に持ちながら、じっと待っているアメリカ人たち。小さい子供からお年寄りまで。老若男女様々。 じっと辛抱強く待つ人々様子を見ながら、愛おしくなってきた。 この日の朝も、ここフロリダで前夜、コンサート会場で歌手が銃撃されて亡くなった、という悲しいニュースを聞いたばかりだった。 経済、生活、安全、セキュリティ…問題が山積みする中、市民感覚、市民の視点が見られない既存の政治のあり方に対し、人々はもう飽き飽きしている。 人々は強いリーダー、自分たちの声を代弁してくれている新たなリーダーを求めている、と感じる。トランプ氏に期待し、一生懸命応援し、声を上げている人々。 私もアメリカを愛する一人。人々の様子を見ながら、愛おしい思いが溢れてきた。 トランプ氏が出馬表明をした時、マスメディアを含め、「ジョークだろう」ととらえる風潮があった。笑っていた人も多かった。 その当時、初めて、「次期リーダーは、トランプが良い」と言ったのは、私のアメリカの身内の一人だった。正直、私も当時は「えっ・・・」と絶句していたっけ。 「彼はすでに、一定の権力、お金、地位を得ている。お金を集める必要もない。寄付者の顔色を見ながら、政策を変える必要もない。権力の地位を得たとしても、それに酔ったり、フラフラすることはないだろう。」 彼女は長くビジネスの世界にいたので、見えていたものがあったのだろう。 しかし、それからあとのトランプ氏の一連の発言には、正直、私も辟易した。しかし彼の演説をずっと追っていると、要旨は、かなり一貫している。 若い時からの彼の数々のインタビューをじっと聞いていると、話している内容も一貫している。 また、共和党の大統領指名候補が確実視されていく中、スピーチのトーンも変化している。周りにしっかりしたアドバイザー、ブレインからインプットを受けているようだ。また、生意気な言い方かもしれないが、学習能力がかなり高い。さすが! 今日は彼の70歳の誕生日。 先日、生の姿に触れ、改めて彼から凄いバイタリティーを感じた。 あのエネルギーの源は一体何なのか・・・ Comments are closed.
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An Interpreter for JCU Archives
April 2021
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