Messages from Big Island, Hawaii, in Japanese and English
(昨日2週間ぶりに、コナ・コーラル・ソサエティ(KCS)の合唱リハーサルへ。
練習所に到着するなり、皆、次々に笑顔で声をかけてくださる。 「ウェルカムバック!」「本当におめでとう!」 何と先週、私が米国市民権を取得した直後の練習日、ディレクターのスーザンが私の私の市民権取得ニュースをメンバーたちに伝えてくださったそうだ。皆、大拍手で祝福してくださったとのこと。(私はそこにいなかった) またその時、スーザンが読み終えたばかりの私の著書、「アマゾン・パラダイス」についても紹介くださったそうだ。スーザンは、本のメッセージに非常に感動、共鳴してくださっているようだ。 練習が始まった。そして途中のアナウンスなど情報共有の時間。何とサプライズが用意されていた。 最近のイベントの成功、その立役者スタッフへの労いなどの後、 「もう一人、私たちの特別な仲間、由美子ウォーナーが、何とこの度、晴れてアメリカ市民になりました!由美子、前に出てきて!」 ビックリ!拍手の中で立ちあがりながら、私は気が付くと、両手を高く上げ、ガッツポーズをしていた。 いつも優しくしてくれるアルトのリディアが、美しい赤と白の組み合わせのカーネーションのレイをかけてくださった! 拍手喝采の中、私は大泣き・・・。 すると会場の後ろから男性の歌声が聞こえてきて、だんだん広がり、歌声がひとつになった。 何と、アメリカの国歌「星条旗」だ。 私は感動しながら、右手を胸に当て敬礼。すると何と合唱団のメンバーが皆、次々に立ち上がり、全員、右手を胸に当てたたま、国家を斉唱!! セミプロ級の合唱団による「星条旗」斉唱である。 私は圧倒され、圧巻の光景を前にボロ泣き。ボロボロ泣いているメッバーたちもいた。応援してくれていたアルト・ソリストのウェンディの涙顔も見えた。 何て純粋な、そして力強い祝福なんだろう! 私は、心からの祝福に包まれ、ここアメリカから心から強いウエルカムを頂いていることを実感していた。 軍隊のメンバー、その家族のメンバーもおられる。その方々への敬意を示しつつ、途中、感動で歌えなくなったが、途中からまた皆と一緒に歌い続けた。 終わった後、挨拶させていただいた。 「言葉にならない・・・」「今まで聞いた中で、最高のStar Spangled Bannerだった!」 「主人がホッとしていました」笑いが広がる。 「ここまで長い旅だった」「私はアメリカが大好き。日本も大好きなので、日米が善き関係をもち続け、世界平和に貢献できるよう、より仕事を頑張る、と日本の上司に伝えた」など話をさせていただいた。 スーザンが、「アマゾンの話もまたしてもらいましょう」と。 練習の前後、メンバーたちが、「おめでとう!」と声をかけてくださる。 「私たちも通った道。気持ちがとてもよくわかる!安心でしょ」「私も数十年前、アメリカ市民になったの」「主人も昔、アメリカ市民になったの」と、それぞれの移民の物語をしてくださった。 アメリカは、アメリカ人になると決心し、アメリカに正面から飛び込んでくる人を、心から歓迎し、受け入れてくれる。 深い感動、感謝に包まれながら、自分のこれからの仕事、役割を改めて実感している。そしてアメリカの光、そして世界の光になりたい、と願う。 (以下リディアが送ってくれた写真。数日前に前髪を自分で切っていたとき手が滑り、前髪がチョンチョンに・・・こんな時に限って、こんな重要な場が!) Comments are closed.
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Author
An Interpreter for JCU Archives
April 2021
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