Messages from Big Island, Hawaii, in Japanese and English
この12月、主人とワイコロア・ビレッジへ引っ越し。 そして先日の週末は、コナのパビリオンで合唱団のコンサート。 引っ越し作業を終え、コンサートへ、とまさにクレージーな週末だった。 今年、コナの夏は例年よりかなり暑かったようだ。火山からのボグが減り、空は澄み切った青空で、連日目を見張るような美しさだが、日光はさえぎられることなく、そのまま地上に照り付ける。 そのため、エアコンのない建物内の温度と湿度は大幅に上昇! 土曜日の合唱団のリハーサル。暑い・・・。ついに、ひな壇の上の方で、一人若い女性が倒れた。すぐに復帰したようだったが、空気が一瞬固まった。周りのメンバーも汗が噴出している。(彼女は本番、同じくメンバーの主人に手を握られ、笑顔で登場) 「大型扇風機が必要だー!」と私も声をあげた。メンバーたちも翌日ファンを10個近く集めたようだ。 そして本番の日曜日。 会場はフルハウス。外の芝生にも人々が溢れている。 パビリオンの中は、暑い・・・。私の隣にいるアルトのメンバーも、顔中から汗が噴出し、「あー、やばいやばい・・・」 アマゾン・ジャングルの歌は、感覚がかなり近いものがあり、かなり入れた。 後に続く数々の美しい冬の音楽、クリスマスの音楽・・・汗をかきながら、なかなかイメージが湧きにくいな・・・ 私の大好きな冬の音楽を歌っていた時のこと。 突如、横から2人分くらいの体重が私にガーッとのっかかってきて、私はバランスを崩した。 ショックで、この後の記憶がボヤッとしている。ひな壇から落ちたのか、周りのメンバーにぶつかって支えてもらったのか・・・ 気が付くと、足元に私のすぐ後ろのひな壇にいたメンバーの頭が!! 彼女は目を開けてブツブツ言っている。すぐに彼女の頭を起こし、ライザーに皆で横たわらせた。 彼女はすぐ病院に運ばれ、その日中に帰宅したそうだ。ホッ!! どうやら彼女が倒れ、まず私の横にいるメンバーにもたれかかり、そのメンバーも私にもたれかかり、ドミノ倒しになったようだ。 しかし怖かったなー。 詳細と思いを後で皆に伝えると、メンバー曰く、 「由美子、これからアメフトのような装備をしないと!」 すでに、この出来事も笑い話になっている・・・ メンバーの中には看護師などもおられ、対応は早い。倒れた彼女は、来るメサイア・コンサート(16日)に向けて、すでに練習にも参加している。 彼女は手術後のリハビリ中だったようだが、無理をしたのだろう。今度はエアコン付きの会場だが、無理をせず、座って歌う予定だ。 コンサートは大盛況だった!特にアマゾン・ジャングルの音楽が大好評!(やっぱり・・・) 日本(合唱団は数年前日本ツアーを行った)やアメリカ本土にある、音響効果の良い、エアコン付きのリサイタル会場がコナに必要だ、その誕生を皆でイメージしよう!!と呼びかけあっている。 Comments are closed.
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An Interpreter for JCU Archives
April 2021
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