Messages from Big Island, Hawaii, in Japanese and English
アーサーとテレサのおうちは、山の上の、海が見渡せる場所にあった。 お家の周りはたくさんの木々、植物がいっぱい! 中に入ると、西洋風の温かな雰囲気。 私は即、心惹かれ、「戻ってきます!」と二人に告げて、日本に帰国した。 その後、何度かハワイ島に渡り、二人のお家にお世話になることになった。 ビザの期限があるため、一回に数か月以内しか滞在できなかったのが、いつも残念だった。 他のハナイファミリーのメンバーと同様、私も二人のことを、「Dad」「Mom」と呼んでいた。 お父さんのアーサーは、ハワイのカメハメハ王の直系子孫だ。 ハワイ語を話し、ハワイの知恵の宝庫、アロハスピリットに満ちた、頑固な怖いお父さん、という感じ。 褐色の肌、明るく元気なアーサーは、 「まさにここにハワイあり!」と感じさせた。 ハワイのオーラに満ち、輝いていた。 お家では、アーサーとテレサは時々、ハワイ語で話していた。 アーサーからたくさんのお話を聞いた。 今も、「もっとしっかり書き留めていればよかった」「録音しておけばよかった」と悔やまれる。 しかし、お父さんから直々、たくさんの知恵を受けた人たち、ハワイアンたちが、周りにいっぱいいる。 お父さんから愛され、もっとも知恵をたくさん授かり、またお父さんの生き方から直に感化され、学んだ人物の一人が、私の最も近いところにいることがわかった。 私の主人だ。 アーサーとテレサのおかげで出会うことができた、私の夫である。 Comments are closed.
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An Interpreter for JCU Archives
April 2021
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